韓国ドラマやK-POPの話題で
よく出てくる言葉のひとつ、
「オモニ」。
聞いたことがあっても、
「お母さんってこと?」
「でも、オンマっていうよね?」
とちょっと混乱しやすい表現ですよね。
今回は、そんな「オモニ」の意味と
日本語との違い、
そして使われる場面などを
やさしく紹介していきます🌸
✔ 「オモニ」の正しい意味
✔ 「オンマ」との違いは?
✔ どんな場面で使うのが自然?
韓国語「オモニ」の意味とは?
まず基本的な意味から確認しておきましょう。
「オモニ(어머니)」は、
日本語でいうと「母」「お母様」という
丁寧な言い方になります。
つまり、ややフォーマルな表現です。
어머니, 다녀오셨어요?
(オモニ、タニョオショッソヨ?)
→ お母様、おかえりなさい。
尊敬や礼儀を込めた言い方として、
親だけでなく、他人の母親にも使えるのが
「オモニ」の特徴です。
「オンマ」と「オモニ」の違い
韓国語で「お母さん」というと
もうひとつよく聞くのが
「オンマ(엄마)」ですよね。
この「オンマ」は、もっとカジュアルで
子どもが親に話しかけるときに使います。
어머니→フォーマル(母・お母様)
엄마→カジュアル(ママ・おかあさん)
日本語で例えると、
「母」と「お母さん(ママ)」の
違いのようなイメージです。
そのため、目上の人や他人のお母さんを呼ぶ時は
「オモニ」を使うのが自然なんですね。
韓国ドラマでよく見る「オモニ」
韓ドラを見ていると、
登場人物が涙ながらに「オモニ〜!」と
叫ぶシーンを見たことありませんか?
このときの「オモニ」は、
形式的な言葉でありながら、
感情がこもった深い響きとして
視聴者に伝わってきますよね。
「オンマ」は日常会話向け。
「オモニ」は敬意や場面によって使い分けが大切!
韓国文化での「オモニ」のイメージ
韓国では「オモニ」は
単に母親を指す言葉というだけでなく、
家族の中心や
支えてくれる存在として
描かれることがとても多いです。
家庭料理を作る人、家族を守る人として
登場する場面もよく見かけますね。
韓国映画やドラマでは、
「母=強くて愛情深い存在」
として描かれることが多いです🌼
そのため、「オモニ」と呼ぶときには
敬意と感謝の気持ちが
自然とこもるような印象になります。
呼びかけ方に注意が必要なシーンも
家族以外の人のお母さんを
「オンマ」と呼んでしまうと、
失礼に聞こえることもあります。
目上の人の前で話すときや、
改まった席では「オモニ」が◎です。
たとえば韓国の友達のお母さんに
挨拶するときは:
어머니, 안녕하세요.
(オモニ、アンニョンハセヨ)
→ お母様、こんにちは。
丁寧さを意識したい場面では
ぜひ「オモニ」を使いましょう💡
まとめ
韓国語の「オモニ」は、
ただの言葉ではなく
文化や思いやりが込められた表現です。
「オンマ」は親しみを込めた言い方、
「オモニ」は丁寧な敬称。
場面や相手によって使い分けると
ぐっと自然な韓国語になります✨
韓国語は表現が豊かで、
言い方ひとつで印象も変わります。「オモニ」と「オンマ」、
あなたもシーンに合わせて
かわいく・丁寧に使い分けてみてくださいね🎀